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水の性質

皆さんご存知の通り、水は液体・固体・水蒸気と形を変えることが出来ます。

海や湖の水は、太陽の光を浴びて水蒸気に姿を変え、蒸発していきます。そしてその水蒸気が1つの塊となって雲が出来上がり、地表に雨を降らせます。
その雨は大地の山々に降り注ぎ、川となって再び海に出て行ったり、ダムに蓄えられて私達の生活に利用されたりしています。

水はこのように、地球上を絶え間なく循環しているものなんですね。

また、南極や北極は極度の低温の為に水は氷として存在しています。その割合は世界中の全ての水の2%ぐらいです。

水の成分は水素結合でつながっており、温度が低いほど粘性が高くなります。このため、暖かい地域の水は、寒い地方に比べると比較的さらさらしているのがわかります。

そして、水のもう1つの大きな特徴が、色々なものを溶かす働きがあるということです。
事実、海水には塩分が溶け込んでおり、海水1kg中には約35gの塩分が溶け込んでいます。

川の水や地下水などは海水と比べると溶け込まれている物質は少ないですが、マグネシウムやカルシウムなどのミネラル分が含まれています。さらに、石英の多い地域ではケイ酸が多く溶けており、石灰岩の多い地域ではカルシウム分が多く溶けています。

このように、水は周囲の環境に応じた、多くの物質が溶け込まれているんですね。

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